黒歴史

2018/01/06

黒歴史という言葉がある。

消したい過去という意味で、もともとはガンダムの用語のようだが、

NHKの番組で屈託のない笑顔を見せていた川栄李奈、

北海道でサバイバルの果てに救助された少年の笑顔、

広島市の原爆の史跡を訪れて真摯な表情と態度を

見せていた、アメリカのオバマ大統領を見ていて、

過去と向き合う意味や、黒歴史や未来志向という言葉の意味を

考えさせられた。

川栄李奈で言えばアイドル時代の苦悩や暴漢に襲われたこと、

オバマ大統領で言えば、自分の率いる国が広島市、

長崎市に原爆を投下し、罪のない人々に苦しみを与えたことが

黒歴史に当たるかもしれない。

北海道の少年は置き去りにされ、サバイバルを余儀なくされたのは

自分のせいで父親は悪くないと言いながら、川栄李奈にも

負けない笑顔を見せていたが、彼の腹の中は本人しか分からないという

のも事実で、学校に復帰したら、カウンセリングを受けさせるなどの

配慮を強く求めたい。

サバイバルの経験が彼の中で黒歴史にならないことを願うばかりだ。

振り返って自分だが、五体満足で生まれたはずなのに、

いつの間にか障がい者と言われる立場になってしまった。

何でそうなってしまったかは、自分でも把握しきれていない

部分があるが、黒歴史という言葉が関係しているのは事実だと思う。

最後に北海道の少年の父親に願いたいのは、

ほんとうの愛情とは何か自問自答して、

児童相談所や警察の調査には

真摯に対応して欲しいということだ。

清原和博の存在がオリックスバファローズの黒歴史となって

しまったのは残念だが、執行猶予が付いたことだし、

いつか薬物と完全に決別し、サポートを誓った佐々木主浩さんと

野球が大好きという北海道の少年を激励に訪れて欲しいと思う。

離婚してなかなか息子と会えないもどかしさを感じていた

彼のことだし、北海道の少年や父親に会うことで考えさせられる部分もあろう。